企業としての離職防止の対策

新卒の社員が3年以内で退職する割合は3割以上と言われ、深刻化しています。

離職防止は企業にとって、早急に取り組む必要がある課題です。離職の主な理由には、給料収入への不満と労働時間や休日など労働条件への不満、会社の将来への不安、個性や能力を活かせないといったものが挙げられます。また、職場の人間関係を理由に挙げる人も多く、女性では特に多い傾向があります。人間関係、収入や雇用の条件への不満がおもな理由である事がわかります。なぜ離職防止をしなければならないのかといえば、様々な損失が発生するからです。

一人を採用するのにかかるコストは50万円とも言われています。退職者が出れば、その補充のための求人広告などまた余計な費用がかかります。次に、人材育成コストの損失です。教育研修費用や、退職者や欠員補充者に対する先輩社員の指導などに割く時間、労力などの損失もあります。新しい社員を受け入れるための準備も必要です。社会保険などの人事労務や備品、研修費用など、人物金のすべての面での準備です。さらに風評被害やクライアントの信用の低下や社内のモラルの低下、そして退職者自身のやる気や生産性の低下も損失です。

離職防止のための対策は、まず入社前に採用段階でのミスマッチを回避する事です。そして有給休暇の推進など労働環境の改善や福利厚生の充実を図ります。管理職のマネジメントスキルを底上げする事も大事です。管理職研修を実施しましょう。また、定期的な面談などで社員のストレスをチェックし、社内のコミュニケーションを活性化することです。社員の心理状態を把握できる仕組みを作り、社員が長く働ける環境を作ることこそが、企業の発展につながるのです。

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