労働者の権利の一つ給与の前払いについて

給与の前払いなどというと、社会人として恥ずかしいことではないかと思う人もいるかもしれませんが、今の時代、そのような考え方に凝り固まっている経営者は社会の流れに取り残されているかもしれません。

そもそも、給与の前払いというのは時代の変化以前の問題でもあり、実は労働基準法上もはっきりと労働者の権利の一つとして認められています。もちろんある程度の条件はあるものの、その条件のもとでは、労働者は既に働いた分の給与を、所定の給料日よりも前に請求できることが定められているのです。

これはそれなりの条件もありますので、確かに多くの人がいつでも前払いを請求するようになるとは思えませんが、法律にも規定されているということは、恥ずかしいことと言って片づけるのはむしろ無知と言われても仕方ないでしょう。

また、法律論とは別に、今では働き方そのものが多様化し、人々の価値観も変化してきています。恥ずかしいことではなく、可能であればそのように前払いで受け取りたいと考える人は増加してきていますし、もっと重要なことはそのような期待に応えようとしている会社も増えてきているということです。逆に言うと、そのようなトレンドに気付いていない会社は、知らず知らずのうちに働き手からそっぽを向かれるかもしれないわけです。今では求人情報を検索する際に、前払いというキーワードがあって、それでソートを掛けられるようにもなっているくらいだからです。

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